CorelDRAW Graphics Suite X3
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目次
システム要件
- Windows 2000、Windows XP(Home、Professional、Media Edition、64 ビット、または Tablet PC Edition)、Microsoft Vista、または最新の Service Pack の Windows Server 2003
- Pentium III、600 MHz 以上のプロセッサ
- 256 MB の RAM
- マウスまたはタブレット
- 1024 x 768 の画面解像度(Tablet PC の場合は 768 x 1024)
- CD-ROM ドライブ
- 200 MB 以上のハード ディスク空き容量(CorelDRAW のみの場合。他のアプリケーションにはさらに空き容量が必要)
- Microsoft Internet Explorer 6 以降
インストール
CorelDRAW Graphics Suite X3 をインストールする前に
- ご使用のシステムの[日付と時刻]が正しく設定されていることを確認してください。
- ウィルス検出プログラムも含め、システム トレイまたは Winodws タスクバー上に開いているすべてのアプリケーションを閉じてください。他のアプリケーションを実行していると、インストール時間が長くなったり、インストールの妨げになる可能性があります。
- Windows 2000 または XP では、管理者、または管理者特権をもつユーザーとしてログインする必要があります。
- アプリケーションをインストールするドライブに、利用可能な十分な空き容量があることを確認してください。
- ファイルおよびメモリの競合を避けるため、実行中のすべてのプログラムを閉じ、システムの TEMP フォルダ[C:\Documents and Settings\<Administrator>\Local Settings\Temp]および[C:\<WINNT>\Temp]内のコンテンツを削除してください。
- 旧バージョンとの競合を避けるため、CorelDRAW Graphics Suite X3 を専用のディレクトリにインストールすることをお勧めします。
ネットワーク/ワークステーション
- CorelDRAW Graphics Suite X3 のライセンスを複数購入された組織では、ネットワーク管理者は、Network Deployment Guide をご利用になれます。詳しくは、Corel のライセンス部、またはカスタマ サービスにご連絡ください。
CorelDRAW Graphics Suite X3 をインストールする
インストールする前に、上記の「CorelDRAW Graphics Suite X3 をインストールする前に」をお読みください。
- CD ドライブに、Disc 1 を挿入します。
自動実行画面が自動的に起動しない場合は、Windows タスクバーで[スタート]-[ファイル名を指定して実行]をクリックします。「D:autorun.exe」または「D:\CGS13\Setup.exe」と入力します。D は、CD ドライブを示すドライブ文字です。
- 画面の指示に従ってアプリケーションのインストールを行います。
CorelDRAW Graphics Suite X3 をアンインストールする
Windows 2000
- Windows タスクバーで[スタート]-[設定]-[コントロール パネル]-[アプリケーションの追加と削除]をクリックします。
環境設定、プリセット、ユーザーが作成した塗りつぶし、カスタマイズしたファイルなどのユーザー ファイルを保持する場合は、[削除]をクリックします。ユーザー ファイルを削除する場合は、[変更]をクリックし、次に[削除]をクリックします。ユーザー ファイルを削除するかどうかを尋ねるダイアログが表示されます。
Windows XP
- Windows タスクバーで[スタート]-[コントロール パネル]-[アプリケーションの追加と削除]をクリックします。
環境設定、プリセット、ユーザーが作成した塗りつぶし、カスタマイズしたファイルなどのユーザー ファイルを保持する場合は、[削除]をクリックします。ユーザー ファイルを削除する場合は、[変更]をクリックし、次に[削除]をクリックします。ユーザー ファイルを削除するかどうかを尋ねるダイアログが表示されます。
CorelDRAW Design Collection
CorelDRAW Design Collection は、CD #4 に収録されています。CorelDRAW Design Collection をインストールするには、CorelDRAW Graphics Suite X3 アプリケーションをオンラインまたはカスタマ サービスを介して登録して、シリアル番号を取得する必要があります。登録が完了するとシリアル番号が発行されるので、CorelDRAW Design Collection インストール時にはこの番号を入力します。
CorelDRAW Design Collection を使用するには、CorelDRAW X3 と VBA がインストールされている必要があります。
付属文書
付属文書とチュートリアル
CorelDRAW Graphics Suite X3 では、次の付属文書をご利用になれます。インストールされている場合は、Windows タスクバーの[スタート]をクリックし、[プログラム]-[CorelDRAW Graphics Suite X3]-[ドキュメント]をクリックすると、付属文書にアクセスできます。特に明記されていない限り、これらのファイルは PDF 形式になっており、表示するには Adobe Reader または互換性のあるアプリケーションが必要です。Adobe(R) Reader は、http://www.adobe.com/products/acrobat/readstep2.html からダウンロードできます。
- CorelDRAW Graphics Suite X3 ユーザー ガイドは、セットアップ時にインストールできます。インストールされている場合は、Windows タスクバーの[スタート]-[CorelDRAW Graphics Suite X3]-[ドキュメント]からアクセスできます。インストールされていない場合は、[コントロール パネル]-[プログラムの追加と削除]で[CorelDRAW Graphics Suite X3]-[変更]を選択して、既存のインストールに追加できます。
- CorelDRAW Graphics Suite X3 の Microsoft Visual Basic for Applications(VBA)コンポーネントがインストールされている場合、CorelDRAW Graphics Suite プログラミング ガイド - VBA、およびオブジェクト モデル ガイドをご利用になれます。
- CorelDRAW X3 と Corel PHOTO-PAINT X3 では、各アプリケーションごとにチュートリアルが用意されており、[スタート]メニューからアクセスできます。開始ページは HTML 形式で、表示するにはインターネット ブラウザが必要ですが、個々のチュートリアルは PDF ファイルです。チュートリアルで使用されているすべてのサンプル ファイルは、...\Program Files\Corel\Corel Graphics X3\Languages\<LANG>\Tutorials\Samples files またはそれに相当するサブフォルダに収録されています。
デジタル コンテンツ
- CorelDRAW Graphics Suite X3 には、Open Type フォント、True Type および Type 1 シンボル フォントが含まれていますが、使用するには、まずフォントをアプリケーションに追加またはインストールする必要があります。フォントのインストールについて詳しくは、Windows のマニュアル、Font Navigator のヘルプ、またはその他のフォント管理プログラムを参照してください。
- フォントは、CD #3 の Fonts フォルダに収録されています。シンボルは、CD #3 の Symbols フォルダに収録されています。
- パターン塗りつぶし、スプレーリスト、フレーム、タイルなどの追加ファイルは、CD #2 に収録されています。ブラシのテクスチャ、イメージ リスト、オブジェクト、およびフォトは、CD #3 に収録されています。これらのファイルを CorelDRAW Graphics Suite X3 アプリケーションでロードして使用する方法については、[ヘルプ]を参照してください。
- 各アプリケーションのサンプル ファイルは、それぞれのアプリケーションの Samples サブフォルダ
(例: ..\Program Files\Corel\CorelDRAW Graphics X3\Draw\Samples)からご利用になれます。
すべてのアプリケーション
作業領域
アプリケーションの作業領域をデフォルト設定に戻す必要が発生することがあります。デフォルト設定に戻すには、F8 キーを押しながらアプリケーションを起動します。ダイアログ ボックスが開き、現在の作業領域を出荷時のデフォルトで上書きするかどうかを確認するメッセージが表示されます。[はい]をクリックします。アプリケーションが起動し、現在選択している作業領域がデフォルトに戻ります。それまでにカスタマイズした作業領域の設定はすべて失われることに注意してください。複数の作業領域の作成、使用、およびカスタマイズについて詳しくは、アプリケーションのヘルプを参照してください。
パフォーマンス
CorelDRAW Graphics Suite X3 アプリケーションを使用する場合、最適なパフォーマンスには、200 MB 以上のページング ファイルをお勧めします。ページング ファイルのサイズは、[オペレーティング システム]-[仮想メモリ]コントロールで設定できます。
タブレット PC および ペンのサポート
Wacom(R) インタフェースのタブレット PC を使用していて、筆圧がサポートされていない場合は、Wacom からタブレット PC ドライバのアップデートを入手すると、この問題を解消できます。
CorelDRAW X3
ファイルの入出力
- CorelDRAW X3 では、Unicode の互換性を使用して、旧バージョンの全アプリケーション テキスト(レイヤ名、オブジェクト名など)を正しく表示できます。それには、まずオペレーティング システムに適切な言語サポートがインストールされていることを確認する必要があります。次に、旧バージョンで作成したファイルを開く際に、そのバージョンが現在のオペレーティング システムとは異なるコード ページのオペレーティング システムで実行されていた場合は、[開く]ダイアログ ボックスで適切なコード ページを設定します。たとえば、CorelDRAW 11 ファイルを日本語のオペレーティング システムで作成し、英語のオペレーティング システム上で実行している CorelDRAW X3 で開く場合、そのファイルを開くときに、コード ページを 932 に設定する必要があります。
- Corel DESIGNER Professional SG または Corel DESIGNER Technical Suite 12 で作成された CDR/DES ファイルを開くときに、そのファイルにサポートされていないオブジェクト(直径/半径の寸法、コールアウトなど)が含まれている場合、ファイルにはサポートされていないオブジェクトが含まれていますという警告メッセージが表示されます。これらのオブジェクトは、CorelDRAW X3 で作業している間はロックされます。ロックを解除し、グループ化したオブジェクトに変換することはできますが、このファイルを保存し直すときに Corel DESIGNER Professional SG または Corel DESIGNER Technical Suite 12 の機能をそのまま維持するためには、オブジェクトをロックしたままにしておく必要があります。
- ドロップ シャドウを旧バージョンのファイル形式で保存すると、ドロップ シャドウはレンズ オブジェクトに変換されます。オブジェクトの外観は保持されますが、ドロップ シャドウ オブジェクトとして編集することはできなくなります。
- Corel DESIGNER Technical Suite 12 の拡張輪郭スタイルは、CorelDRAW X3 で .DES ファイルを開いてから保存し直しても保持されます。
スクラップブック
- CorelDRAW X3 が CorelDRAW 11 および CorelDRAW 10、あるいはそのいずれかがインストールされているシステム上にインストールされている場合、旧バージョンの検索機能は影響を受けます。CorelDRAW 11 または 10 で検索終了後に、[結果]ウィンドウに空白のリストが作成されます。レジストリ キー HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\COREL\CorelSearch\CorelDRAW13 を変更すると、これを避けることができます。このレジストリ キーを動的な値から、絶対的な言語 ID に変更します(例:英語で検索している場合、パスを..\Languages\<LANG>\Programs\Search.idx から ..\Languages\EN\Programs\Search.idx に変更します)。
CorelDRAW X3 には、CD のコンテンツを別の場所にコピーして、スクラップブック機能を継続して使用できる機能が追加されました。この機能を使用するには、次の操作を行います。
- 選択した場所で、コンテンツ CD のボリューム ラベルと同じ名前のフォルダを作成します(例: CorelDRAW Graphics Suite X3 クリップアート ディスクであれば、「CGX3_CLPART」というフォルダが必要です)。
- volinfo.txt ファイルも含めて、その CD の全コンテンツをこのフォルダにコピーします。
- レジストリ キー HKEY_LOCAL_Machine\Software\Corel\Media\Corel GRAPHICS X3 Clipart(Disk2)で、パスを手順 1 で作成したフォルダのある場所に変更します。
- レジストリ キー HKEY_LOCAL_Machine\Software\Corel\Media\Corel GRAPHICS X3 Photos(Disk3)で、パスを手順 1 で作成したフォルダのある場所に変更します。
これで、コンテンツ CD を使用せずに、写真やオブジェクトの参照、および検索が可能になります。
Web 機能
CorelDRAW Graphics Suite X3 の Web 機能には、Microsoft Internet Explorer 6 以降または Netscape Navigator 4 以降が必要です。
アート メディア ツール
アート メディア ツールを使用すると、オブジェクトをスプレーしたり、透明、レンズなどの効果を適用できますが、複数のストロークを重ねるとアプリケーションのパフォーマンスが低下することがあります。
テキスト
- Windows 2000 で多言語のサポートを設定するには、次の手順に従います。[コントロール パネル]の[地域のオプション]をダブルクリックします。[全般]タブをクリックし、[規定値に設定]をクリックします。これで、システムのコード ページが変更されます。次に、適切なキーボード、またはインプット メソッド エディタ(IME)をインストールします。
- Windows XP で多言語のサポートを設定するには、コンピュータの管理者アカウントでログオンし、次の手順に従います。[コントロール パネル]の[日付、時刻、地域と言語のオプション]をクリックします。[地域と言語のオプション]をクリックし、[詳細設定]タブをクリックします。[Unicode 対応でないプログラムの言語]で、リスト ボックスから言語を選択します。次に、適切なキーボード、または IME をインストールします。
- 選択したテキストや選択したテキスト オブジェクトのコード ページを変更するには、[テキスト]-[エンコード]をクリックします。選択したテキストや選択したテキスト オブジェクトに非 Unicode フォントを適用する場合は、事前に[テキスト]-[エンコード]でコード ページを設定しておくことをお勧めします。
- 旧バージョンで保存する場合、パスに結合されたテキストやミラー化したテキストは曲線に変換されます。
Corel PHOTO-PAINT X3
- Web 用ロールオーバー ステートのサウンドは、Netscape Navigator ではサポートされていません。
- カットアウト Lab を大きなイメージで使用する場合、イメージ サイズの少なくとも 3 倍のメモリ(物理メモリでも仮想メモリでもかまいません)を必ず利用可能にしてください。
- PHOTO-PAINT で QuickTimeVR 機能を使用するには、QuickTime バージョン 6.x がインストールされている必要があります。
- Windows XP Service Pack 2 を使用している場合、PHOTO-PAINT で作成したロールオーバーをプレビューするには、自動ポップアップ ブロッカーを一時的に無効にする必要があります。
- 旧バージョンの .cpt ファイル(バージョン 9 以前)を開く際、ファイル作成時にインストールされていたのと同じフォントおよび言語サポートがシステムにインストールされていないと、カラーやサイズなどの種類属性は、デフォルト システムのデフォルトのフォントの種類属性に変更されることがあります。
印刷
- ドキュメントのオーバープリントがシミュレートに設定されている場合、出力はラスタライズされます。 これは、カラーが重視される作業には適しません。
- 一部の PostScript 塗りつぶしが PS プリンタで正しく印刷されないことがあります。
- オフラインのプリンタに出力しようとしても、警告メッセージは表示されません。
Pantone カラー ガイド
2005 年春、Pantone, Inc は 2 つの新しいカラーをリリースしました。PANTONE color bridge coated と PANTONE color bridge coated EURO です。これらのガイドは、それぞれ PANTONE solid to process guide coated と PANTONE solid to process guide coated Euro に代わるものです。
Corel は、この 2 つのガイドに含まれる CMYK 値をサポートします。PANTONE solid to process coated EURO という名前の PANTONE ライブラリの内容は、実際には PANTONE color bridge coated EURO ガイドの最新の値です。今回のバージョンの CorelDRAW では、予定リリース日までにライブラリ名を変更することができませんでした。この問題は将来のリリースで対応します。
PANTONE color bridge coated の北米バージョンについては、PANTONE solid coated、PANTONE solid uncoated、または PANTONE solid matte ライブラリから PANTONE カラーを選択すると、PANTONE color bridge coated の CMYK 値と同じ CMYK 値が表示されます。
PANTONE solid to process guide coated および PANTONE solid to process guide coated EURO のデータは、このリリースではサポートされていないことに注意してください。
Pantone の最新のガイドについて詳しくは、次のリンク先にアクセスしてください。
PANTONE color bridge coated - http://www.pantone.com
PANTONE color bridge coated EURO - http://www.pantone.co.uk
カラー マネージメント
- 効果の設定に使用されるカラー モードは、表示のみを目的としています。 出力では、出力先のカラー スペースに基づいて、適切なカラー モードが自動的に選択されます。たとえば、ドキュメントを RGB JPG ファイルとしてエクスポートする場合は、RGB カラー モードが使用されます。 PostScript プリンタに出力する場合は、CMYK カラー モードが使用されます。
インポート/エクスポート
Adobe Illustrator (AI)
- Adobe Illustrator 11 CS2 ファイルは、AI のインポートまたはエクスポートにおいて、完全にサポートされているわけではありません。
PDF
- システムにインストールされていないフォントを含む PDF ファイルをインポートすると、文字の間隔が揃わない場合があります。
- EPS ファイルを含むドキュメントを PDF にエクスポートすると、EPS は画面に表示されませんが、正しく印刷されます。
- ドキュメントのレイヤ構造の保持と JP2 ビットマップ圧縮オプションは、Acrobat 6.0 互換性を使用する場合にのみサポートされます。
- 何らかの制限が適用されている PDF を開くには、権限パスワードが必要です。 PDF に制限が適用されていない場合は、文書を開くパスワードまたは権限パスワードのどちらかでファイルを開くことができます。
- PDF 設定でテキストのエンコードを ASCII にして PDF を保存した場合、一部の特殊文字がサポートされないことがあります。 特殊文字または 2 バイト文字を使用している場合は、テキスト エンコードを Unicode に設定してください。
AutoCAD (DXF)
- DXF ファイルをインポートするときに[ノードの自動消去]オプションをオンにすると、ファイル内の複数ビューによって隠された直線が削除されます。曲線オブジェクトのノードは、変更されません。
- 3D オブジェクトを含むファイル形式をインポートすると、予期しない結果が発生します。
JPEG 2000(JP2)
- JPEG 2000 ファイル形式(JPEG 2000 Standard と JPEG Codestream)をサポートしていない Web ブラウザもあります。このようなブラウザでは、JPEG 2000 形式で保存されたファイルを表示するには、プラグインが必要な場合があります。
- JP2 インポート フィルタは、JPEG 2000 Standard および JPEG 2000 Codestream をサポートしています。
- JPEG 2000 Codestream では、メタデータをエクスポートする場合に .jp2 のファイル拡張子を使用します。
Portable Network Graphics(PNG)
- ブラウザによっては、PNG の透明度をサポートしていないものもあります。ブラウザのマニュアルを確認してください。
Scalable Vector Graphics(SVG)
- [SVG のエクスポート]ダイアログ ボックスで、SVG ファイルをプレビューするには、SVG ビューアが必要です。
Bitstream Font Navigator
- 旧バージョンの CorelDRAW Graphics Suite と一緒に Bitstream Font Navigator がインストールされていて、フォント グループやフォント カタログが作成してある場合、それらはこの製品と一緒にインストールされる Bitstream Font Navigator のバージョンでも表示されます。旧バージョンの Bitstream Font Navigator をアンインストールした場合は、フォント グループとフォント カタログは削除され、本製品と一緒にインストールされる Bitstream Font Navigator のバージョンで再作成する必要があります。
Microsoft Visual Basic for Applications
CorelDRAW X3 と Corel PHOTO-PAINT X3 内で Microsoft Visual Basic for Applications を使用するには、Microsoft Visual Basic for Applications 6.3 をインストールする必要があります。Microsoft Visual Basic for Applications 6.3 は、CorelDRAW Graphics Suite X3 セットアップのユーティリティで選択でき、標準インストールではデフォルトでインストールされます。
VBA Programming Guide for CorelDRAW X3
VBA Programming Guide for CorelDRAW X3 では、VBA を使用してタスクを自動化したり、カスタム ソリューションを作成するときに役立ちます。CorelDRAW を標準インストールした場合、または VBA を含めてカスタム インストールした場合は、CorelDRAW の VBA ヘルプのリンク、または対応する CorelDRAW Graphics Suite X3[スタート]メニューのショートカットからガイドにアクセスできます。
マクロを CorelDRAW 12 から CorelDRAW X3 に更新する
CorelDRAW 12 用のマクロを CorelDRAW X3 でも元の設計どおりに動作させるには、クラス、メソッド、またはプロパティの名前を変更するか、マクロのパラメータを変更する必要があります。
GMS フォルダの場所
GMS ファイルは、通常は、CorelDRAW Graphics Suite X3\Draw and CorelDRAW Graphics Suite X3\CorelPHOTO-PAINT フォルダ内の GMS フォルダに保存されます。ユーザーがこれらのフォルダへの書き込みアクセス権を持っていない場合は、GMS フォルダは User Draw および CorelPHOTO-PAINT フォルダに保存されます。
Windows XP の制限アカウントで動作するアドインを使用するには
制限アカウントで動作するアドインを使用するには、次の手順に従います。ここでは、Corel PHOTO-PAINT 用のアドインの例を示します。
- アドインを実行するシステムに、管理者としてログインします。
- アドインで regsvr32.exe を実行します。コンピュータの管理者だけが作成できる必須クラス ID とレジストリ キーが追加されます。
- regedit.exe を実行します。HKEY_CURRENT_USER/Software/Corel/CorelDraw/13.0/Corel PHOTO-PAINT/Addins に移動します。
- アドインのキー(PhotoPaint.Addin1 など)を選択します。
- [レジストリ]メニューの[レジストリ ファイルの書き出し]をクリックします。[選択された部分]オプションをオンにし、[ファイル名]ボックスにファイル名を入力して、[保存]をクリックします。
- 制限アカウントでログインし、regedit.exe を実行します。
- [レジストリ]メニューの[レジストリ ファイルの取り込み]をクリックし、手順 5 でエクスポートした .reg ファイルを指定して[開く]をクリックします。
- これで、制限アカウントでログオンしてアドインを実行できるようになります。
トライアル、アカデミック、および OEM バージョン
トライアル、アカデミック、および OEM バージョンでは、使用できないコンポーネントがあります。これらのコンポーネントには、Corel アプリケーション、いくつかの機能、サードパーティのユーティリティ、および付属のコンテンツ ファイルが含まれます。ただし、アプリケーション内やマニュアルで、これらのコンポーネントついても説明されている場合があります。
テクニカル サポート
テクニカル サポートは、Corel 製品の OEM バージョン、"ホワイト ボックス(white box)"、Jewel Case(CD のみ)、トライアル バージョン、またはアカデミック バージョンでは利用できません。詳しくは、www.corel.jp/support を参照してください。
CorelDRAW Graphics Suite X3 Service Pack 1
CorelDRAW および Corel PHOTO-PAINT の全体的な安定性とパフォーマンスが向上しました。次の領域の機能が強化されています。
アプリケーション作業領域
- [カスタマイズ]ダイアログ ボックス内のコマンド リストをスクロールしても、アプリケーションが不安定にならなくなりました。
- Corel PHOTO-PAINT の[調整]メニューのコマンドをカスタマイズできるようになりました。
- [カスタマイズ]ダイアログ ボックスのツールボックスのフライアウト項目を選択しても、その項目がツールボックスから削除されなくなりました。
- [テキスト]、[連続複製]、および[べベル]ドッキング ウィンドウのユーザー インタフェースが強化されました。
- 画面のカラー パレットを含むカスタム作業領域を使用している場合は、次回 CorelDRAW を起動すると、それらのカラー パレットが表示されます。
- 整形ツールのプロパティ バーが強化され、複数の選択オブジェクトを簡単に編集できるようになりました。
- [フォント]リスト ボックスが強化されました。
ビットマップの制御と効果
- CorelDRAW では、同じカラー スペースでオブジェクトをビットマップに変換した場合に、カラーがずれなくなりました。
- RGB カラー スペースのドロップ シャドウのカラーを CMYK で合成しても、正確に表示および再現されます(その逆の場合も同様)。
カラー
- DeviceN イメージで使用されているカスタム スポット カラーは、デフォルトで黒にはならず、ファイルに保存されるようになりました。
- 同じカラーの時計回りの塗りつぶしによるグラデーション塗りつぶしは、[エンハンスト(オーバープリント)]表示モードで表示されるようになりました。
注記:Service Pack 1 をインストールした後、カスタム スポット カラーを使用した DeviceN イメージを含む CorelDRAW ファイルを CorelDRAW で開くと、カラー値またはカラーの名前が変わる場合があります。
フィルタのインポート/エクスポート
Adobe Illustrator(AI)<:so>adobeillustratorai
- Adobe Illustrator ファイルを CorelDraw でラウンド トリッピングした場合に、ページ上のオブジェクトの位置がずれなくなりました。
- Adobe Illustrator ファイルを CorelDRAW で開くと、ファイルがページの中心に配置されるようになりました。
- AI および EPS オブジェクトを含む AI ファイルのインポートの信頼性が向上しました。
DXF
- インポートされた DXF ファイル内のテキストの位置がずれなくなりました。
JPEG(JPG)
- JPEG ファイルを CorelDRAW および Corel PHOTO-PAINT で開く場合に、EXIF データと同じ DPI が維持されるようになりました。
Portable Document Format(PDF)
- テキストのエンコード形式の Unicode オプションを PDF スタイルに保存できるようになりました。
- [AI]フィルタの使用を選択していない限り、デフォルトでは、[PDF のインポート]フィルタを使用して、AI 互換の PDF ファイルを開いたりインポートできるようになりました。
- PDF に書き出す場合に、[イメージに合わせてスケール]輪郭プロパティを使用するベクトル オブジェクトから生成されるファイル サイズが小さくなりました。
- [PDF に書き出し]フィルタは、フルカラー パターン塗りつぶしを適用したパレット イメージおよびファイルをサポートするようになりました。
- [PDF のインポート]フィルタは、PDF デスティネーション(ブックマーク)を含む PDF ファイルと、OPI データを使用したイメージを含む Quark 6.5 で作成された PDF ファイルをサポートするようになりました。
HPGL プロッタ (PLT)
- エクスポートされた PLT ファイルで、オブジェクトの位置がずれなくなりました。
EPS/PRN/PS
- [EPS として配置]オプションを有効にしてインポートされた透明なヘッダーを含む EPS ファイルが正しく動作するようになりました。
- CorelDRAW X3 で作成された PRN ファイルをインポートする場合、オブジェクトの寸法は維持されます。
- 複数の EPS ファイルをインポートする場合は、最初の[インポート]ダイアログ ボックスで選択した設定がすべての EPS ファイルで使用されます。
- CorelDRAW X3 で作成された EPS ファイルを以前の CorelDRAW バージョンまたは Corel Ventura から出力した場合に、PostScript 出力エラーが返されなくなりました。
Adobe Photoshop (PSD)
- クリッピング パスを含むファイルを Corel PHOTO-PAINT から Adobe Photoshop 形式(PSD)にエクスポートした場合、クリッピング パスは維持されます。
TIFF ビットマップ(TIF)
- Corel PHOTO-PAINT からエクスポートされた TIF ファイルが透明なバックグラウンドを保持できるようになりました。
オブジェクトの属性および制御
- CorelDRAW のカラーの検索および置換機能が強化されました。
- VBA オブジェクト モデルがやり直し操作をサポートするようになりました。
OLE
- OLE オブジェクトをインプレース編集する場合に、作業領域設定が記憶されます。
プリフライト
- [PDF に書き出し]の[プリフライト]ダイアログ ボックスで、拡張文字がサポートされるようになりました。
印刷
- 差し込み印刷機能で、カンマ区切りファイルのサポートが強化されました。
- グラデーション塗りつぶしを含むファイルの PostScript プリンタへの出力が強化されました。
- CorelDRAW の以前のバージョンで作成されたスポット カラーを含むファイルは、印刷時に空白ページを生成しなくなりました。
- PPD 対応のプリンタに出力する場合は、ドキュメントの複数のコピーを印刷できます。
- スケール、斜変形、および回転されているパターン塗りつぶしを含むオブジェクトは、PostScript プリンタに正しく出力されます。
- エッジ パッド設定が適用されている正方形の塗りつぶしは、PostScript レベル 3 の出力に正しく表示されるようになりました。
- テキストの印刷出力と、輪郭およびスポット カラーによるメッシュ塗りつぶしを含まないオブジェクトの印刷出力が強化されました。
- [カラー ビットマップの出力方法]の[グレースケール]機能が強化されました。
- [印刷プレビュー]ダイアログ ボックスのパフォーマンスが向上しました。
注記:
- セパレータとしてカンマを使用するように地域設定を設定すると、PostScript 出力の信頼性が向上します。
- 原点が変更されたフルカラー パターン塗りつぶしにより、PostScript プリンタから不正なプレビューまたは出力が生成される場合があります。
- オブジェクトが RGB ビットマップに変換される場合、オブジェクトのオーバープリントは保持されません。
- ドロップ シャドウ、パワークリップ、またはグラデーション塗りつぶしが非 PostScript プリンタまたは GDI プリンタに不正にスプールまたは出力される場合は、以下の手順に従い、INI スイッチを手動で変更して問題を修正できます。
- インストール フォルダ内の ini ファイルの値を変更するために、Graphics13/config に移動し、corelprn.ini を開きます。
- [Config] セクションで、UseDelayRender キーに対して 0 を入力します。
- Documents and settings/USERNAME/Application Data/Corel/Graphics13/User Config に移動し、corelprn.ini を開いて、[Config] セクションの INI スイッチを 0(UseDelayRender key=0)に変更します。
通常は、アプリケーションの起動時に、F8 を押して作業領域をリセットする必要があります。
テキスト
- [PANOSE フォント マッチング]ダイアログ ボックスの[Bitstream Font Navigator のカタログからフォントをインストール]オプションによる Open Type フォントのサポートが強化されました。
- シンボル文字を挿入する場合、Alt を押しながらテンキーを使用しても、[文字の挿入]ドッキング ウィンドウを使用しても、シンボル文字は正しく出力および表示されます。
- エンベロープにテキストが含まれる、CorelDRAW の以前のバージョンのファイルのサポートが強化されました。
注記:
- TrueDoc を使用して、ドキュメント内にフォントを埋め込んでいる場合、2 バイト フォントと双方向フォントはサポートされません。
- エンベロープが適用されたテキストまたはオブジェクト内にテキストを含む、CorelDRAW X3 ビルド 576 で作成されたファイルを Service Pack 1 で開くと、異なってフローされる場合があります。同じテキスト オブジェクトを Service Pack 1 で保存したファイルをビルド 576 で開いた場合も、異なってフローされる場合があります。
ツール
- インタラクティブ等高線ツールのパフォーマンスと信頼性が大幅に向上しました。
- CorelDRAW のインタラクティブ ドロップ シャドウ ツールが強化され、ドロップ シャドウの表示および印刷の機能が向上しました。
- Corel PHOTO-PAINT のドロップ シャドウ ツールが強化されました。
- Corel PHOTO-PAINT では、遠近効果モードでオブジェクトを編集すると、最適な結果を生成できます。
- 整形ツールを選択してスクロールする場合に、リフレッシュの問題が発生しなくなりました。
PowerTRACE
- パフォーマンスおよび自動化のサポートが強化されました。
ベクトル効果
- 全体的にパフォーマンスが向上しました。
- ベクトル効果の適用されたオブジェクトをより高速にビットマップに変換できるようになりました。
- CorelDRAW で[レンズ]ドッキング ウィンドウを開いたままの作業がより簡単になりました。
Web 機能
- CorelDRAW の Web ホットスポット表示が強化されました。
CorelDRAW Graphics Suite X3 Service Pack 2
CorelDRAW および Corel PHOTO-PAINT は、Microsoft Vista での使用が証明され、安定性とパフォーマンスがさらに強化されました。さらに、次の領域が強化されています。
フィルタのインポート/エクスポート
Adobe Illustrator(AI)
- 添付ファイルをインポートする際や開く際にプレビューを有効にした場合の、アプリケーションの安定性が強化されました。
- CorelDRAW は、インポートされるファイルや開かれるファイルで使用されている Myriad フォントを(インストールされている場合)認識するようになりました。
- ドロップ シャドウ、メッシュ塗りつぶし、透明度、またはグラデーションが付いたオブジェクトを含む AI ファイルは正しくインポートされます。
DXF/DWG/DWF
- DWG ファイルを CorelDRAW にインポートする際に、ファイル内の韓国語文字が文字化けすることはなくなりました。
- アジア系文字を DWF および DWG 形式でインポートする際に、それらのアジア系文字は正しくエンコーディングされます。
Portable Document Format(PDF)
- PDF に出力および変換されたビットマップは、CMYK インデックス ファイルに戻すことはできません。
- PDF へのエクスポートでは、CMYK、ドロップ シャドウ、グラデーション塗りつぶし、大きい輪郭や線形の透明度、およびレンズ オブジェクトが強化されました。
- テキストをテキストとしてインポートする機能が安定しました。
GIF/PNG
- Corel PHOTO-PAINT を使用して開くと、透明は正しく維持および表示されます。以前では、透明はマスクとして表示されていました。
- イメージ カラーおよびアルファ チャンネルは CorelDRAW へのインポートで維持されます。
ラスタ形式
- 透明をサポートするラスタ形式(GIF、PNG、PSD など)の場合、Corel PHOTO-PAINT でのエクスポートで透明なバックグラウンドが維持されます。
EPS/PRN/PS
- マルチチャンネル ビットマップの DCS へのエクスポートに、サムネールを含めるためのオプションが追加されました。
- RGB カラーのベクトルを含む、配置された EPS ファイルは、エクスポートまたは出力の際に CMYK に変換されることはなくなりました。
- 横置きに設計されている、インポートされた EPS ファイルは、ドキュメントに配置されるときに正しいサイズになります。
- システムにフォントがインストールされていない場合にテキストをテキストとして EPS ファイルをインポートするとき、アプリケーションが[PANOSE フォント マッチング]ダイアログ ボックスの表示後にハングすることはなくなりました。
OLE
- 特定のファイルおよびオブジェクトは、CorelDRAW から Corel PHOTO-PAINT へのコピーおよび貼り付けが正しく行われるようになりました。
印刷
- [印刷]ダイアログ ボックスを一度閉じてから再度開くと、ミニ プレビューが開いた状態になります。
- 使用中の作業領域がバージョン 12 の CorelDRAW Graphics Suite からインポートされていた場合の、印刷プレビューの問題は発生しなくなりました。
- マスクされたビットマップの印刷が、マスクされていないビットマップより低い解像度になることはなくなりました。
- ドキュメントが Xenetech レーザー プリンタに印刷される際の、大きいフォントに関連する問題は修正されました。
- ファイルがカラー分解として出力される際に、トンボなどのオブジェクトが抜け落ちることがなくなりました。
- Microsoft Visual Basic for Applications(VBA)の印刷カラー分解の問題は修正されました。
- 上下 50 の中間点が設定されたグラデーション塗りつぶしは、プリンタに印刷される際に正しく分離されます。
- 印刷プレビュー内から[このシートを印刷]コマンドを使用すると、選択したシートだけが印刷されます。
テキスト
- アジア系文字と英語文字の切り替えで、フォント サイズに関連する問題は発生しなくなりました。
- 64 ビット オペレーティング システムの CorelDRAW および PHOTO-PAINT で Type 1 フォントを使用できます。
- 外部アプリケーションへのコピーおよび貼り付け機能が強化されました。
- [テキストの編集]ダイアログ ボックスに関連するナビゲーションの問題は解決されました。
- 行頭記号の機能が強化されました。
- [テキスト]ツールを選択した場合に、MRU リストのフォントが Bitstream Font Navigator によって再インストールされることはなくなりました。
- CorelDRAW 8 の Type 1 フォントは、CorelDRAW X3 で正しく表示されるようになりました。
- [そのフォントを使用してフォント名を表示する]オプションが有効な場合の、入力時の遅延は発生しなくなりました。
- 特殊文字(シンボル)を挿入すると、フォントは CorelDRAW によって自動的に、最後に使用されたフォントにリセットされるようになりました。
- [文字フォーマット] ドッキング ウィンドウを開いても、キーボード設定が変更されることはなくなりました。
- キーボード自動設定が有効な場合に、アジア系テキストで作業しても問題は発生しなくなりました。
ツール
- 大きいファイルを処理する場合に、[スマート塗りつぶし]ツールのパフォーマンスと処理速度が強化されました。
- 輪郭がオブジェクトに変換される際に作成されるノードは、以前より少なくなりました。
Web 機能
- Web に発行されたファイルのカラー オプションに関連する問題は解決されました。
その他
- CorelDRAW でコンテンツ CD を入れ替えても、安定性に関連する問題は発生しなくなりました。
- ユーザー定義ラベルに関連する問題は解決されました。
- 透明オブジェクトまたはビットマップ上でレンズを固定しても、エラーは発生しなくなりました。
- 効果に使用されるカラー モードを CMYK(デフォルト設定)に設定した場合に、スポット カラーがより正確に表示されるようになりました。
ドキュメントの始め
v13.03.11.06