Corel Painter X リリース ノート

Corel Painter X へようこそ。 Corel Painter は、Natural-Media を搭載した究極のペイント ツールおよびイラスト作成ツールです。

内容

最小システム要件

インストール

技術的な注意事項

トライアル、アカデミック、および OEM バージョン

追加コンテンツ

Painter X の更新


最小システム要件

Mac OS 日本語版
Mac OS X (10.3.9 以降、最新リビジョン適用済み)
700 MHz 以上 の Power PC G4Power PC G5、または Intel プロセッサ

256 MB RAM (512 MB 推奨)
マウスまたはタブレット

24 ビット カラー ディスプレイ
1024x768 の画面解像度
CD-ROM ドライブ
280 MB のハードディスク空き容量

Windows 日本語版
Windows VistaWindows XP、または Windows 2000 (それぞれ最新 SP 適用)
Pentium III700 MHz 以上のプロセッサ

256 MB RAM (512 MB 推奨)
マウスまたはタブレット

24 ビット カラー ディスプレイ
1024x768 の画面解像度
CD-ROM ドライブ
360 MB のハードディスク空き容量
Microsoft Internet Explorer バージョン 6

Corel Painter X の一部のコンポーネントを使用するには、QuickTime および Adobe Reader が必要です。

インストール

Corel Painter X をインストールする前に

Corel Painter X をインストールする前に、ウイルス検知プログラムを含むすべてのアプリケーションを必ず閉じてください。実行中のアプリケーションがあると、インストールに影響を及ぼす場合があります。Windows では、開いているアプリケーションがタスクバーに表示されています。Mac OS では、Dockで、開いているアプリケーション アイコンの下に黒い小さな三角が表示されます。

シリアル番号

Corel Painter X をインストールするには、Corel Painter X のシリアル番号が必要です。Corel Painter X を再インストールする場合または Corel カスタマ サポート サービスをご利用いただく場合に備えて、シリアル番号は大切に保管しておいてください。トライアル バージョンの場合は、アクティブ化コードもメモしておいてください。

旧バージョンの Painter

·         Corel Painter X をインストールする場合は、新しいフォルダにインストールすることをお勧めします。Corel Painter X の旧バージョンが保存されているフォルダにはインストールしないでください。

·         また、ある言語版 (たとえば英語版) Corel Painter X が既にインストールされているフォルダに、別の言語版 (たとえば日本語版) をインストールすることはできません。

Macintosh コンピュータへのインストール

Macintosh コンピュータに作成された UNIX パーティションに Corel Painter X をインストールすることはできません。

インストールする前にアンインストールする

Corel Painter X を再インストールする前に、アンインストールする必要があります。Corel Painter X をアンインストールするには、次の手順に従います。

Windows バージョン

1.      [スタート] [コントロール パネル] - [プログラムの追加と削除] をクリックします。Windows Vista オペレーティング システムでは、[コントロール パネル] [プログラム] - [プログラムと機能] をクリックします。

2.      Corel Painter X を選択して [変更と削除] ボタンをクリックします。Windows Vista オペレーティング システムでは [アンインストールと変更] ボタンをクリックします。

3.      [Corel Painter X プログラムのメンテナンス] ダイアログ ボックスで、[削除] を選択します。

4.      [Corel Painter X - プログラムの削除] ダイアログ ボックスで、[ユーザー ファイルの削除] オプションをオンにし、[削除] をクリックします。

Corel Painter X をアンインストールするときに [ユーザー ファイルの削除] オプションをオンしなかった場合は、Corel Painter X を再起動する前にユーザーの作業領域を設定する必要があります。 ユーザー作業領域の再設定の手順は、以下の「技術的な注意事項」セクションで説明しています。

Mac OS バージョン

1.      Corel Painter X アプリケーション フォルダを Dock [ゴミ箱] アイコンにドラッグして削除します。

2.      ユーザ : ライブラリ : Application Support : Corel フォルダにある 「Painter X」 フォルダを Dock [ゴミ箱] アイコンにドラッグして削除します。

3.      ユーザ : ライブラリ : 環境設定フォルダにある「com.corel.PainterX.plist Dock [ゴミ箱] アイコンにドラッグして削除します

4.      [Finder] メニューから [ゴミ箱を空にする] をクリックします。

ネットワーク/ワークステーション

Corel Painter X のライセンスを複数購入した組織には、ネットワーク管理者用にネットワーク開発ガイドが提供されます。詳細については、Corel のライセンス部門またはカスタマ サービスにお問い合わせください。

技術的な注意事項

Corel Painter X の起動時に問題が発生した場合は、ユーザーの作業領域をリセットしてみてください。 ユーザーの作業領域を出荷時の状態にリセットするには、[Shift] キーを押しながら Corel Painter X を起動します。現在の作業領域またはすべての作業領域を出荷時の状態に戻すことを確認するメッセージが表示されます。 現在の作業領域のみを出荷時の状態にリセットする場合は、[現在の作業領域] を選択してアプリケーションを起動します。

ブラシ

ブラシ プレビュー
ブラシ プレビューを 15 秒以内に生成できない場合は、[ブラシ クリエータ] のプレビュー ウィンドウに赤い「X」印が表示されます。

遅いコンピュータでのパフォーマンス
ブラシの一部は、システム装備が最低限のシステムでは正常に動作しないことがあります。遅いシステムでのブラシのパフォーマンスを改善するには、ブラシ ゴーストのオプションを無効にします。

デジタル水彩

·         未乾燥のデジタル水彩を含むイメージは、Corel Painter 8 以前のバージョンで正しく開くことができません。Corel Painter の旧バージョンでファイルを開くには、Corel Painter X でファイルを閉じる前に、レイヤーまたはキャンバスを乾燥させる必要があります。Corel Painter IX で作成した未乾燥のデジタル水彩を含むイメージは、Corel Painter X で開くことができます。

·         デジタル水彩では、効果を適用する前に乾燥させる必要があります。

·         ペイントしている間は未乾燥のデジタル水彩を使用し、Corel Painter X で他の作業を行う場合はイメージを乾燥させてから行うことをお勧めします。

·         Corel Painter でイメージを PSD ファイル形式で保存すると、デジタル水彩は乾燥され、「フィルタ」レイヤーは変換されて「比較 () 」合成モードが使用されます。「比較 ()」モードは背景色が薄いイメージに適していますが、背景色が暗いイメージの場合は Adobe Photoshop でブレンド モードを「乗算」に変更するとより効果的な仕上がりになります。

サードパーティ製のプラグイン

Intel ベースの Mac コンピュータで、Corel Painter X をサードパーティ製のプラグインと共に実行するには、Rosetta モードを使用する必要があります。

Intel ベースの Mac コンピュータで Rosetta モードを使用して Corel Painter X を実行する

1.      Corel Painter X アプリケーション アイコンを選択し、[ファイル] - [情報を見る] をクリックします。

2.      Rosetta を使って開く]チェック ボックスをオンにします。

Rosetta モードでは Universal モードより Corel Painter X の動作が遅くなります。

Rosetta モードと Universal モードを切り替える場合は、Corel Painter を起動するときに作業領域をリセットする必要があります。

ファイル フィルタ

·         QuickTime ファイルのインポートとエクスポートには、お使いのコンピュータに QuickTime がインストールされている必要があります。

·         Corel Painter X は、Adobe Illustrator 8 形式で保存された Adobe Illustrator 形式ファイルのみをサポートしています。Adobe Illustrator 8 より新しいバージョンを使用している場合は、そのファイルを Corel Painter X にインポートする前に、Adobe Illustrator 8 ファイルとして保存してください。

·         Corel Painter X は、レイヤー効果が含まれている Adobe Photoshop のファイルに対応していません。Adobe Photoshop のレイヤー効果を設定しているファイルを、Corel Painter X で開くには、事前にレイヤー効果をキャンバスに固定しておくことをお勧めします。

·         Corel Painter X は、LZW 圧縮方式の TIFF ファイルに対応していません。

Welcome ブック

Welcome ブックに記載されている Web リンクでは、さまざまな注目アーティストを展示しています。リンク先はサーバー メンテナンスなどにより一時的に利用できない場合があります。あらかじめご了承ください。

ヘルプ (Mac OS のみ)

[ホーム] ボタンを押しても、ホームページに戻る操作をしても反応がない場合は、ヘルプ ウィンドウを閉じて、[ヘルプ] - [Corel Painter X ヘルプ] をクリックして再びウィンドウを開きます。

テキスト

·         Corel Painter X は、Mac OS X でのみ Open Type フォントに対応しています。

Corel Paint Shop Pro

PspImage ファイルは、Windows バージョンの Corel Painter X でのみ開くことができます。

ユーザー インターフェイス

Corel Painter X は、Windows 2000Windows XP、および Windows Vista でフォント サイズが小に設定された画面に合わせて最適化されています

タブレットのサポート

お使いの Wacom ペンおよびタブレット PC で筆圧感知がない場合は、http://tablet.wacom.co.jp/ から、拡張ドライバをダウンロードの上インストールしてください。

作業領域マネージャ

·         日本語オペレーティング システムの拡張ラテン文字を含む作業領域を共有すること、および共有された作業領域に日本語オペレーティング システムの拡張ラテン文字を使用することはお勧めしません。

·         作業領域を他のプラットフォームで共有することは、全面的にはサポートされていません。

トライアル、アカデミック、および OEM バージョン

トライアル、アカデミック、および OEM バージョンには、一部使用できないコンポーネントがあります。使用できないコンポーネントには、Corel のアプリケーション、機能、サードパーティのユーティリティ、および追加コンテンツ ファイルが含まれますが、アプリケーションやドキュメンテーションには、このようなコンポーネントの一部についての説明が記載されている場合があります。

OEM バージョンのテクニカル サポート

Corel 製品の OEM、「ホワイト ボックス」、ジュエル ケース (CD のみ)、トライアル、またはアカデミック バージョンはテクニカル サポートを利用できません。詳しくは、http://www.corel.jp/support を参照してください。

トライアル バージョンを使う

管理者以外のアカウントで Corel Painter X のトライアル バージョンを起動するには、最初に管理者のアカウント上で起動する必要があります。

追加コンテンツ

一部のバージョンの Corel Painter X には、追加のブラシ、ノズル、テクスチャ、パターン、グラデーション、選択範囲、テキスタイルなどの追加コンテンツ ファイルが含まれています。このコンテンツは [Extras] フォルダにあります。

このコンテンツを使用するには、コンテンツを CD からハード ディスクにコピーする必要があります。

 ブラシをハードディスクにコピーする

ブラシをハード ディスクにコピーする場合、ブラシ ライブラリを Corel Painter X のインストール フォルダのルートにある「Brushes」フォルダにコピーするのが最適です。たとえば、Fun Brushes をコピーする場合、すべてのコンテンツを含んだフォルダを、Corel Painter X のインストール フォルダのルートにある「Brushes」フォルダにコピーします。ブラシを「Brushes」フォルダにコピーしておくと、Corel Painter を出荷時の設定に戻す場合に削除してしまうことを防ぐことができます。

作業領域のインポート

Corel Painter X でカスタム作業領域を使用するには、[ウィンドウ] - [作業領域] - [作業領域のインポート] をクリックしてカスタム作業領域をインポートする必要があります。

Corel Painter X の更新

Corel Painter X の全体的な安定性とパフォーマンスが改善されました。改善点は以下の通りです。

作業領域
ウィンドウ サイズの異なる複数の作業領域を切り換える際に発生していた、画面の更新に関する問題が解決されました。
カスタム作業領域から独立していた [ミキサー] パレットおよびカラー タイルが改良され、カスタム作業領域と一緒に動作するようになりました。
作業領域の切り換え後、[キー設定] ダイアログ ボックスのエントリが欠落するという問題が解決されました。
カテゴリのバリアントのリストが表示されている場合、非表示のブラシ カテゴリを有する作業領域に切り替えるとその間 Painter が不安定になるという問題が解決されました。
最後に使用した作業領域が Windows Vista セッション間に呼び出されるようになりました。
削除したカスタム ブラシのライブラリが、作業領域マネージャに表示されなくなりました。

ブラシ ゴーストの強化
リアル ブリスル ブラシを Wacom Intuos3 マーカー と共に使用する場合に発生していた方向の問題が解決されました。
ブラシ ゴーストの強化により、ほとんどのブラシの平坦度が表示されるようになりました。

覆い焼きと焼き込み
Mac OS 上で覆い焼き、および焼き込みツールをスクリプトに記録する際、100% の不透明度で記録しなくなりました。
Windows 上で覆い焼き、および焼き込みツールのスクリプトを再生する際、ブラシ ストロークとして再生しなくなりました。

一般
これまで水彩ブラシのストロークとして再生されていた、[消しゴム] ツールの記録されたストロークは、消しゴムのストロークとして再生されるようになりました。
Command + M (Mac OS) でウィンドウを最大化した場合でも、ドキュメントがちらつかなくなりました。
Windows オペレーティング システムでは、[ブラシ クリエータ] のサイズが変更されたため、画面の更新に関する問題が解決されました。
Mac OS および Windows オペレーティング システムでは、自動ペインティングの Ctrl + Z ショートカット キーの問題が解決されました。
連番保存は、Mac OS で長いファイル名を使って保存する場合でも機能するようになりました。
ブラシ履歴とイメージ ポートフォリオ、および [選択範囲] パレットの、サイズ変更時に発生していた画面の更新に関する問題が解決されました。
黒色で表示されていた Intel Mac コンピュータのノズル作成が、カラーで表示されるようになりました。Intel Mac 上でノズルを作成したものが黒ではなくカラーで表示されるようになりました
日本語の長いファイル名により Welcome ブックが不安定になる問題が解決されました。
ムービーをキャンセルまたは GIF アニメーションとして保存する場合に Corel Painter が不安定になる問題が解決されました。
Windows 上で 拡張文字が [ブラシ ライブラリの読み込み] ウィンドウで正しく表示されるようになりました。

リアル ブリスル機能のプロパティ バーのすべてのアイテムが正常に機能するようになりました。
Mac OS で、より長いファイル名のファイルを開いたり保存したりすることが可能になりました。



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